ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
子どもにとって誕生日は最高に嬉しい日です。
なぜなら何をしてもしなくてもいろいろな人から「おめでとう」と言ってもらえるからです。大人になると 歳を隠すようになったり、「女の人に歳を聞くもんじゃない」と言ったり、まるで歳を取ることが悪いことのように感じられたりしますが、それならそもそもどうして「おめでとう」と言うのでしょう。おめでたいのは子どもの間だけなのでしょうか。
子どもは知っています。誕生日の「おめでとう」は、存在に「ありがとう」と言っているのだということを。
この子が先生に伝えたかったこと、それはキャンドルを一杯に立ててしまうほどに「わたし、こ~んなに嬉しいの!!」という感情でした。