ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
このマンガの中で語られている言葉は、正確に言うと子ども同士の純粋なコミュニケーションの言葉とは少し違っています。実は、生活の中で聞きかじった大人の言葉を真似た、やや一方通行な会話なんです。
子どもはごっこ遊びやイメージ遊びの中で大人の真似をして、言葉やコミュニケーションの練習をしています。ですから、こうした遊びの中ではお互いがイメージしているものが、必ずしも一致しているとは限りません。
言葉として噛み合わないこともしばしばですが、なぜか気持ちは噛み合っていて、まるで会話として成立してるように見える…それが子どもの「あそびことば」だったりします。
子どもは遊びの中で、あるいは遊びを通して、いろんなことを学んだり練習したりしているんですね。