ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
安全第一。だから速やかに片付けます。小さな破片も見逃さず、掃き集めてきれいに拭き上げるんです。『割れない食器にすれば、こんな面倒な作業をしなくて済むのに…』と思われるかもしれません。
しかし、そうまでして子どもたちに伝えたいことがある。だから学園ではあえて割れる食器を使用します。子どもたちに伝えようとしているのは、食材を含め物を大切にする心。この体験で“もったいない”を知って欲しいんです。
“もったいない心”が、運動機能と注意力アップのモチベーションを育てます。この時に職員が心がけていることがあります。それは大人が「あ〜! 」とか「キャー!」とネガティブな反応をせず、優しい表情で淡々と片付けることです。これは器を落とし割ってしまった子どもを萎縮させないための配慮で、失敗を恐れる心よりも次の成功を信じる心を育てたいと考えるためです。
失敗は決して悪いことではありません。むしろ学びの好機。安心して失敗できる雰囲気がチャレンジの意欲を引き上げます。
♪のんびり~のびのび~時間はたっぷり~♪男の子が「われてませんよ~」って先生を茶化す姿は、そうした取り組みの一つの成果でもあるんです。