ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
2020年4月7日(火)に日本国政府から「緊急事態宣言」が7都府県に対して発令され、その後対象が全国に拡大されました。首相は家族以外の人との接触を7~8割減らすよう要請しましたが、対人援助を生業(なりわい)とする事業所では、なかなかそうもいきません。しかし、努力をしないわけにもいきませんから、光の子学園も市内の他の児童発達支援センターと同様に通園の自粛を呼び掛けました。現在、7割弱の方が5/6迄の自粛を選択され、ご自宅での保育に頑張っておられます。
ところが、光の子学園に働く乳幼児を抱えるママさん先生も、学園保護者の皆さんと同様に保育所から通所の自粛を求められています。時間の経過と共に個々の年次有給休暇だけでは対応できなくなりつつあり、ママさん職員への緊急の支援策として、とりあえずは「就業(職務専任)義務免除」で乗り切ることとしました。
今後、新たな支援策として「新型コロナウィルス対策支援有給休暇」の創設を検討することになろうと思われます。
職員の雇用もさることながら、子どもたちの療育の場を守るためにも、皆さんと一緒にこの難局を乗り越えていければと願っています。