ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
昨年から玄関の防犯灯の上にツバメが巣を作るようになりました。
ツバメは人の側(そば)に巣を作るといいます。天敵のカラスから身を守るための知恵のようですが、私たちが出勤しない少し長めの連休中にせっかく孵(かえ)ったヒナが全部やられてしまいました。みんなで大きくなるのを楽しみにしていただけにとても残念でなりませんでした。
一度襲われた巣にツバメたちが帰ってくることはなかろうと崩された巣を撤去したんですが、漫画に描いた通りツバメの番(つがい)は再び園の玄関に戻ってきました。♀メスとおぼしき一羽がピーチクパーチク演説でもするかのように長ーくお喋りしている姿が、吹き出しに書いたように聞こえていましたが、二羽は改めて巣作りを開始しました。
再びカラスに襲われないか、今からで巣立ちが間に合うのかと職員みんなで心配しましたが、どうにか夏までに新しく生まれた四羽が巣立っていきました。