ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
光の子学園は、日本福音ルーテル(キリスト)教会を母体として、キリスト教精神によって立ち上げられ運営されている社会福祉法人光の子会の施設です。1973年の開設以前から、クリスマス会を大切に守ってきました。クリスマスは宇宙の創造主である父なる神様が、愛する人類に救いを拓くために御子(みこ)を地上へ贈ってくださった、キリスト・イエスの御降誕を記念する行事です。
イエス様は、私たち一人ひとりの罪を赦して肩代わりし十字架上で死んでくださることにより、私たちを罪の奴隷から贖(あがな)ってくださいました。「贖う」とは、身請けする=買い戻すことを意味します。これを信じる者に、永遠の命(魂が天国で生き続ける)が約束されます。イエス様は、以上の約束を成就するために十字架へと向かう地上の生涯をスタートされました。クリスマスとは、神様とイエス様の私たちへの「愛」を心に刻む時です。
その大きな愛の中で、子どもたちの成長を共に喜ぶ、それが光の子学園のクリスマス会(生活発表会)なのです。