ハロウィンは、もともとはイギリス・ケルト地方で収穫の時期を終えた10月31日を1年の終わりとして、新年を迎える前の厄払いのような感じで続けられていたお祭りです。悪霊を寄せ付けないよう、怖い恰好をして町内を練り歩いていたんだそうです。スピルバーグの映画「E.T.」の大ヒットによって、日本でもハロウィンのお祭りが広く知られるようになり、いつしか日本の季節行事の一つにも成っているようですね。
1955年のクリスマス前に、アメリカのデパート・シアーズがサンタさんとのホットラインを開設し電話番号をチラシに載せたんですが、間違えてCONAD(大陸防空司令部→現NORAD/北米航空宇宙防衛司令部)の番号を掲載してしまいました。最初の間違い電話を受けたハリー・シャウプ大佐は自身がしたように、司令部員たちに「子どもたちから架かってきた電話にはレーダーで捕捉したサンタクロースの位置情報を伝えるように」と指示。以後、60年以上に渡ってこの伝統が守られてきたんだそうです。今では、人工衛星やインターネットが発達したお陰で、Google Earthでサンタクロースが飛んでいる座標をリアルタイムに観られるようになっているんです。